おしっこトラブルについて
受診された患者様の声
兵庫県在住、小学校1年生の男の子
トイレトレーニングの時から、今まで昼間にお漏らしをしないと言う日がありません。朝、起きると「おしっこ出そう」と言ってトイレに行き漏らさず用を足せるのに、日中はビショビショです。普段は幼稚園に行っていて去年までは、先生が声かけをしてくれていたようなので、そこまで目立ちませんでしたが、年長にもなると声かけもなくなり自分で行かないようです。トイレが嫌いなのかと尋ねるとそうではなさそうです。勝手に漏れているし気付かないと言います。4歳ごろから泌尿器科に通い、トフラニールやベシケア、アナフラニール、ウリトスを試していますが一向に良くなりません。また、MRI をしましたが二分脊椎でもありませんでした。私も焦りだし、とうとう本人が「早くお漏らしなくしたい。何で皆できるのに僕はできないの?」と泣いて訴えてきました。来年は小学生。遠方ではありますが、池田先生に一度見ていただきたいです。
受診後の感想
今まで2年以上も悩み辛かった日々でしたが、池田先生に診察していただき原因が分かりとてもスッキリとしました。今日、お薬を貰いに行き、明日の朝から試そうと思います。 子供もトイレに行く時「先生、こうやって座っておしっこするって言ってたよ!」と言って、昨日帰ってからも家でしていました。時間が掛かったりするとは思いますが、治ることを信じて子供と一緒に頑張っていこうと思います。池田先生に診察していただけて、本当に良かったです。息子と遠くの病院へ行ったこともいい思い出となりそうです。本当にありがとうございました。
高知県在住、小学校4年の男の子
小学1年生の時に突然、昼間のおもらしが始まりました。それまでこれといっておねしょもなくトイレトレーニングも2才で終わっていたのに何が原因なんだろうと悩んでいました。トイレに行きたくなったら直ぐに行くようにと毎日のように言っていましたが、それでも毎日ズボンを濡らして帰って来る日が続きました。気をつけてトイレに行っているのにどうして漏れているのか本人も分からないという事で漏れている感覚が無い事に気づき地元の小児科、泌尿器科を何件か受診しましたが原因もわからず、少しも改善しないまま4年近く受診していました。
インターネットで昼間のおもらしについて調べてみても、おねしょに関するHPは沢山あるのに昼間のおもらしについてのHPは無くて困っていたところ、ここのHPにたどり着きました。Q&Aを見てまず思った事は昼間のおもらしについて悩んでいる子供が沢山いることに驚きました。そして投稿された悩みに対して一つ一つ丁寧に回答されている先生の優しさが伝わってきました。この先生に診察してもらえば息子も何が原因かわかるかもしれない、そして治るかもしれないと思いながらも遠方という事もあって躊躇していました。しかし、小学4年生の秋にいつも診察していただいている先生に『おそらく一生治る事はないのでずっとパットをしていくか自分で管を入れて導尿するしか方法がない』と言われ本当にショックでした。これから先、パットを外せないにせよ導尿するにせよ納得してから治療を始めたいと思い、子供のおねしょ、おもらしをよく診ている池田先生に診てもらってそれでも同じ診断結果だったらパットも導尿も受け止めるしかないと思い遠いですが受診しようと決めました。
受診後の感想
検査入院かなと思っていましたが1日で終わり何年もわからなかった原因も治療方法も見つかりました。診察室で息子が『先生、僕のおもらし治る?』と不安そうに質問すると『大丈夫!中学生になるまでにはおもらしも卒業できるように先生と頑張っていこうね』と、とても心強いお言葉に息子の安心した顔を今でもハッキリ覚えています。病院が遠いので年一度の受診ですが、地元の病院と連携をとって頂き、そして何か不安な事などあればメールでアドバイスをしていただき本当に安心して治療しています。今までに三回受診して今年の春、息子も中学生になりました。三年前に池田先生に言ってもらったように中学生になってからは一度もおもらししていません。今ではパットも外して楽しく学校生活を送れています。遠方だったので受診するかどうか悩みましたが三年前受診して本当に良かったです。不安定な膀胱が完全になるまでまだ時間がかかるかもしれませんが、次の受診時には今よりももっと良い報告ができるように息子も訓練頑張るそうです。これからもよろしくお願いします。
埼玉県在住、重度の知的障害を持つ小学4年の女の子
幼稚園の頃から我流でトイレットトレーニングを続けるものの、障害の特性からくる情緒の不安定さがあったり、生活のリズムが整えず、本人のサインもなく…行き詰まったまま過ごしておりました。同じ障害を持つ子ども達も、ほとんどは排泄自立はできてるなか、焦るばかりの日々でした。
どこに相談すれば良いのも分からず、インターネットで調べている中で『おしっこトラブルどっとこむ』を見て、池田先生を知り、住まいのさいたまからは遠い道のりでしたが伺わせて頂きました。
受診後の感想
インターネットから参考にして始めた「おしっこ日記」をつけるうちに、私自身が整理できるようになり、また、受診時には先生が私の持ついくつかの疑問や迷いに的確に分かりやすく答えて下さいました。
長い間のトンネルに少し明るい案内板をつけて頂いた気持ちです。
まだ、トンネルの出口は見えていませんが、先生のアドバイスを頂いて歩めるようになってからは、希望を持てるようになりました。障害を持つ子どもを病院へ連れて行くのは、それだけで親は一苦労ですが、先生を始め、看護師さん、皆さんが笑顔で受け止めて下さり、親の気持ちが軽くなりました。
北海道在住、幼稚園年長の男の子
今年小学校に入学します。小学校に行くと授業中45分間はトイレに行けないですが、受診前の状態ではとても45分我慢できるとは思えなかったですし、お漏らしも毎日のようにあったので臭いがきつく、友達に気づかれてはかわいそうだと思って、年長の時、夏休みを利用して昭和大学藤が丘病院を受診しました。
受診後の感想
札幌からの受診という事で、検査とか一日で終わるのかどうなるのだろうと不安でしたが、受診した日にすべての検査をしていただき、薬を処方してもらう事ができました。その後は薬のきれる頃に先生にメールをしてアドバイスをいただき、地元の小児科で、継続して薬を処方してもらっています。
おかげさまで、今ではお漏らしもなくなり、前よりおしっこの間隔が長くなって、この調子なら授業中もトイレに行かなくて済むのではないかと思っています。
受診前はなんで息子がお漏らしをするか、どうしてそんなにおしっこが近いのか、どうしても同年代の他の子と比べてしまい、焦りと不安の日々でした。お漏らしをするとどうしてもっと早くトイレにいかないの、と、つい怒ってしまい、幼稚園の遠足や、行き帰りのバス移動など、お漏らしが心配で仕方ありませんでした。近くの小児科や泌尿器科にも相談してみましたが、そんなものでしょうと全然話を聞いてもらえなかったり、、あまり飲ませたくない薬を処方されたりして、どうしたらいいものかと悩み、そんな時このホームページにたどり着きました。そこで初めてこの症状が病気である事、膀胱が未熟であるために起こってしまう事を知り、きちんと治療する必要がある事を知りました。
藤が丘病院を受診し、私の悩みを先生はちゃんと受け止めて聞いてくださり、今後どうしたらいいかいろいろアドバイスをいただき、とても安心したのを覚えています。今ではあの悩みはなんだったんだろうと思うくらい、おしっこの間隔もあき、お漏らしもなくなって安心して長距離移動などができるようになりました。小学校に入学する前にきちんと治療できたので、こうして安心して小学校に行かせられると思っています。このホームページと出会ってきちんと病院を受診していなければ、きっと今もおしっこトラブルに悩まされ、私も子供も不安とストレスで辛い毎日だったと思います。
札幌からの受診はちょっと勇気がいりましたが、受診して本当によかったと思っています。本当にありがとうございました。
大阪在住,小学校2年生の男の子
2年生の秋からお世話になっています。トイレトレーニングは終え、お昼間は問題なかったのですが4歳ごろよりお昼間に少量のおもらしをするようになり次第に毎日となってきました。さほど気にしていませんでしたが、受診を考えだしたのは就学を3か月後に控えたころでした。とりあえず近所の泌尿器科に2か所通院しましたが、主に大人の患者さんをみていらっしゃるという事で先生もあまり経験がないようで、泌尿器科の先生も困っておられる様子でした。私自身もしっくりいかず色々調べているうちにこのホームページにたどりつきました。
受診後の感想
遠方ということで定期受診が果たして可能なのか?とか不安はありましたが、考えている間に・・・ということで受診をしました。初診の日に一通りの検査をしていただき、とてもありがたかったです。これまでの病院ではしていない検査も多かったです。そして池田先生から一つ一つ検査の結果について説明をしていただき初めて「なるほど・・・」と納得ができ、まだまだ時間がかかるんだろうなぁと思いながらもスッキリした気持ちで帰阪しました。本人もこれまでの「どうせ薬をのんでも変わらない」という気持ちから一変したように思います。現在で3回通院していますが、池田先生から本人に毎回、約束事を話してくださいます。親も子も日常生活の中でここは気をつけるという事がわかりやすく、まだまだ本人は守れていませんが毎日、確認をしています。次回の受診までに何かあればいつでもメールで・・・と言ってくださるのも、とても心強く思っています。
これまでの病院では先生と親が話をすることが中心でした。本人が嫌になって薬を飲まない時期があった時は、あまり本人の気持ちを聞かれずとても怒られたり、また毎日の生活のことをあまり聞かれたり指導されることはありませんでした。池田先生にお世話になってからは本人なしではいくら薬を飲んでも何も変わらないんだなぁというのがよくわかりました。なかなかうまくはいきませんが、本人が頑張れるよう後方支援をしていきたいと思います。